愛知県立国府高等学校で授業をさせて頂きました。
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家庭や職場のコミュニケーションをスムーズにするために、自分や相手の個性の違いを知り、認め育てあえる環境づくりをサポートしている、未来デザインディレクターの水野将寛です。15年間カフェを運営してきた経験をもとに、リアルなコミュニケーションだけでなく、Zoomを使ったオンラインでの環境づくりもサポートしています。
こんにちは、水野です。
先日、豊川市にある「愛知県立国府高等学校」の高校一年生を対象に、社会人講座としての授業をさせて頂きました。
国府高等学校は、2020年に創立100年を迎えるとても伝統のある高校で、今回NPO法人アスクネットさんご協力のもと「職業観をはぐくみ未来を思い描く講座」として開催していただきました。
講座は全部で8項目あり、生徒さん自身が興味のある講座を選択し、授業を受けることができます。
・国際 ・公務員 ・製造業 ・医療 ・通信 ・情報 ・教師 ・コミュニケーション
水野は「コミュニケーション」という、幅広いジャンル(たぶん一番選択しにくかったんじゃないかと思うw)の担当講師として努めさせていただいたのですが
なんと20名以上の学生さんに選択していただくことができました。
高校時代、こういった外部講師が学校に来て、授業で話を聞くなんて機会はなかったのですが
水野が通っていた工業高校は、進学ではなく就職をしていく人ばかりだったので、実際に社会で働いている人の話を聞いていたら、もっと選択肢が増えていたんじゃないかなと思います。
なので、国府高等学校の学生さんには、少しでも自分自身の将来を考えるきっかけになってほしいなと思い、水野が学生時代から選んできた道の話や、今の仕事を選んだ理由などについても、お話しさせていただきました。
もちろん「コミュニケーション」がテーマともあって、自分と相手との違いについてを話し
そもそも、なぜ考え方や行動パターンに違いがおきてしまうのか。
また「人との比較によって自分に自信がなくなってしまう」といった、自己肯定感が下がってしまう原因を解決する方法について
40分の枠にギュギュっと詰め込んでお伝えしました。
生徒さんたちの声
すごく真面目に聞いてくれた印象があったのですが、アンケートにもたくさん感想をかいてくれましたので、ご紹介させていただきます。
自分でやりたい、好きだと思えることが今すでにあるのは、とても素晴らしいことだと思います。水野はそれをみつけるまでに何年もかかったので、まずはいろいろ調べてみて、達成するにはどうしたらいいだろう?を考えてみてください!
将来のことについては本当にいろいろ悩む時期だよね。でも僕自身も大人になってからもずっと悩んでいたのは、自分がもっているすばらしい能力に気づけず、ずっと人と比較していたからだと思います。ぜひ自分の今ある能力を伸ばして、楽しい未来を創造してくださいね!
3つの丸は、生まれながらにそれぞれが大切にしている価値観なんだよね。だから多くの人とコミュニケーションをとって、それを相手におしつけたりせず、寄り添ったり理解すると、人と接するのが本当に楽しくなるよ!ぜひたくさんの人とふれあってみてください^^
すごくその気持ちわかるな〜。でも自分ができない!無理!って決めつけた瞬間に、その挑戦って終わっちゃうんだよね。でもやっぱり頑張ってみようっていう瞬間から、また進むことができるから、いつか一緒にコミュニケーションの仕事ができるようお互いがんばろう^^
自分に自信がなかった時期は、たぶん仕事を心から楽しんでいなかったんだろうね。きっと自分の逃げ道をつくるために、必死になっていたんだと思う。今はとっても楽しいし、もっともっとやりたいことを実現していくよ。同じく自分をまた見直す機会になりました。ありがとう!
なにか一つでも伝えられたら良かったんだけど、力及ばずでごめんね。でも、素直に自分を表現できているあなたは、素晴らしいと思います。これからも、学校や社会の目を気にすることなく、自分の気持ちを大切にしてくださいね^^
コミュニケーションって、ただ相手と話したり聞いたりするだけでなく、授業の中でお話しさせてもらったことを考えながらすると、いろいろな気づきを得ることができるので、そこから将来の夢のヒントを見つけてみてくださいね。
周りの友達と同じように●●しなくちゃいけないってことはないんだよ。もちろん先生や親からは、こうなってほしいという気持ちを伝えられるかもしれない。でもその話もしっかり聞いた上で、本当に自分がやりたいことを、焦らず見つけていって欲しいです。応援しています!
つまらないままで終わらなくて良かった(笑)大学で経営学を学ぶの、すごくいいと思います!自分で会社作ったら、自分の好きな仕事をより選択しやすくなるので、ぜひチャレンジしてみてください!
身近な人に、どうしてその仕事を選んだか聞くのは、とてもナイスアイデアだと思います!そこからいろいろな職業について興味が湧いてきたり、夢中になれるものがきっと見つかると思うので、ぜひコミュニケーションをいっぱい取ってみてくださいね。
「自分からきっかけをつくれるようにしたい」めちゃくちゃ最高です!僕は音楽を仕事にする事を一度は諦めちゃったけど、音楽は今でも大好きなので、また違った形できっかけをつくれるように頑張ります^^ぜひ音楽で夢を応援してあげられる人になってください!
自分を無理に変えようとしなくても、今の自分を気づいてあげられた事が、すごく大きな一歩になったんじゃないかな。できる方法を考えたり、チャレンジしていくと、自然と応援できる人になっていくと思うから頑張ってね。
無制限で考えてワクワクしたり、ニヤニヤするものがあったら、それを実現する方法を調べて、どんどん具体的に書いて行動してみてね。そしたら今どんな進路に進んだらいいのかが、少しずつ見えてくるから。やる気がこっちにも伝わってきたよ!ありがとう!
これまでチャレンジした事が一つも無駄にはならずに、全てがとてもいい経験になったから、やってみてから気づく事がいっぱいあると思う。まずはいろいろなインターンシップや企業訪問を体験してみてくださいね。
夢を探す時間より、夢を見つけるための行動を増やした方が、自分の得意が見つかる近道だと思うよ。自信をもつには、自分を知って自分を信じる事。やってみたいの輪をどんどん広げてチャレンジしてみてくださいね。
将来がみえてなくても全然平気。今の学生生活に前向きになってもらえてすごく嬉しいです^^焦る必要もないし、まずは今あるものに感謝して学生生活を楽しんでくださいね。
雑談力の本、とても面白そうだね!ネタがふえれば会話も楽しくなるので、本はぜひたくさん読んでみてください。そしてその内容を人に伝えることで、コミュニケーション能力はどんどん向上していくので、ぜひ伝える人になってみてくださいね。
「その人がどうしてその道に進んだのか?」を知ろうとする事が、コミュニケーションの第一歩につながって、自分を知るきっかけや感謝することの大切さに気づく事ができるので、ぜひ挑んでみてください!
こちらこそ一生懸命聴いて、たくさん感想書いてくれてありがとうございます^^後ろ向きになる事は決して悪いことではなく、今の自分を見つめ直せている証拠なので、まずは一度受け入れてみて「じゃあ今は何ができるのか?」をぜひ考えてみよう!
自分が嬉しいと思っていた事が、相手とは違うという事を知っておくと、相手に寄り添う事ができますよ。話し方だけでなくて、モチベーションの上がり方や行動の仕方なども、時々このブログで紹介しているので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです^^
好きな事なら苦手は克服できると思うよ。実は僕自信もコミュニケーションが苦手だったんですが、人と交流する事が好きなので、飲食という道を選びました。おかげで今では苦手意識もなく楽しく人とコミュニケーションをとる事ができています^^前向きになった自分を褒めてあげてくださいね!
進路について急ぐ必要はないけど、自分がやりたいことについて深く考えてみる事は、すごく大切だと思います。そのきっかけとして、社会と関わる活動にぜひ参加してみてくださいね。
進路について知らない事は、これからもたくさん出てくると思うけど、それが好きな事ならどんどん道が広がって、知る事が楽しくなれるので、ぜひ参考にしてもらえたら嬉しいです^^
共感してもらえてすごく嬉しいです^^チャレンジや応援するには、勉強が必要だって感じてからは、勉強する事が好きになりました。たまにはめんどくさいなーって思うこともあるけど(笑)それが結果として現れた時、すごく嬉しいので、ぜひ諦めずに頑張ってみてください。
高校生に伝えたいこと
これからの時代AIがどんどん進化していき、君たちが高校一年生が就職する時には、職業の選び方もきっと変わってきていると思います。
でも、AIが進化しても変わらないのは「コミュニケーション」を取ることの大切さです。
自分を知るのにも、相手を知るのにも、やっぱり必要になってくるのは、人と人とのコミュニケーションなんです。
お互いの気持ちを理解し合ったり、寄り添ったり、応援したり、感謝することで、人は成長していきます。
はぐくむ力は、未来を創造することができます。
質の良いコミュニケーションがある環境には、そんな未来を作り出すパワーがあります。
これからたくさんの悩みや迷いなどを経験すると思いますが、例えチャレンジして失敗しても、諦めるのではなく「あきらかに認める」ことが大切です。
できなかった理由は何か?やれていなかった事がなかったか?できるにはどうしたらいいか?
それでも答えが出なくて苦しい時は、いつでも連絡ください^^
今の自分と向き合って、未来を一緒に思い描きましょう。
僕も君たちに負けないよう頑張ります。
そして、出会えたことに感謝しています。ありがとう。
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